訳あり物件の買取業者の選び方
訳あり物件の買取業者の選ぶポイントについて説明していきます。
訳あり物件を専門的に扱っているか確認する
通常の不動産(マンション・戸建て・土地)であれば、過去の売買取引や周辺の価格相場をもとに買取価格を算出します。一方、訳あり物件の問題点は様々あり、過去の取引や相場が参考にならず、適切な買取価格を算出するのが難しい物件です。
また、訳あり物件は通常の不動産と比べて売却時の調査や手続きが複雑となることが多く、訳あり物件を専門に扱っている業者でなければ、売却するまでにかなり時間を要することも考えられます。
あなたが所有している訳あり物件の適切な買取価格を知りたい方、少しでも早く売却したい方は、依頼しようとしている不動産業者が訳あり物件を専門的に扱っている業者なのかを確認しておくといいでしょう。
買取実績を公開しているか確認する
訳あり物件の買取に自信がある業者なら、ホームページ上で買取実績を公開しています。反対に公開していない業者は実績が少なく、「他社の真似をして訳あり物件の買取事業にも参入した業者。会社設立してまだ間もない業者」ということも考えられます。
訳あり物件の種類は大きく分けて5つの物件(事故物件・瑕疵物件・再建築不可物件・共有持分・欠陥住宅)がありますが、それぞれ査定ポイントが異なります。
訳あり物件の買取業者は「どんな訳あり物件でも買い取ります」と公言している業者が多いですが、過去にあまり取り扱いのない種類の物件の場合は、あいまいな査定額を提示されることも考えられます。そのため、どの物件の買取が得意なのか担当者に聞き、あなたの物件種別の取り扱いが豊富な業者を選ぶようにしましょう。